『月刊インサイダーヒストリー』とは?

ABOUT

 

 

 

一次史料や客観的な事実を基に歴史を紐解いていくと、私たちが教わってきた歴史は、国際金融資本を含めた大資本家という重要なピースが欠けた歴史でしかないことがわかります。

 

『月刊インサイダーヒストリー』は、近現代史研究家である林千勝氏が最新のニュース解説や、メディアが言わない歴史を皮切りに、なぜそのような出来事が起きたのか?その背後にはどんな構造が潜んでいるのか?国際金融資本や巨大財閥等はどのような影響力を与えたのか?などについて、一次史料や客観的な事実を基に、歴史を遡って紐解いていく番組となっております。

 

今起きていることだけを見ていても、全体像を把握することはできません。

 

ですが、歴史を振り返り、丁寧に1つ1つの繋がりを精査し、証拠を集めることで、その輪郭がはっきりと見えてくるでしょう。

 

この番組で学習することによって、バラバラになって見えなくなっていた出来事が1つにつながり、これから世界情勢はどう動いていくのか?未来に何が起こるか?そのようなことが明確に理解できるようになるでしょう。

 

 

 

 

 

世界の歴史をカネで動かす大富豪たちの謀略

CONSPIRACY

 

ジョン・メイナード・ケインズに多大なる影響を与えた、イギリスの経済学者・ホブソンは『帝国主義論』にてこのように述べています。

 

「もしロスチャイルド家とその縁者が断固として反対したら、ヨーロッパのいかなる国も大戦争を起こしたり、あるいは大量の国債を公募したりできない。この事実を疑う者は一人としていないのである」

 

また、元イギリス首相であるベンジャミン・ディズレーリは、このように述べています。

 

「彼ら(ロスチャイルド家)は世界の金融市場を支配している。すなわち、世界のほとんどを支配しているのだ。彼らは南イタリアの財政収入に匹敵する資産を持ち、(ヨーロッパの)全ての国王と大臣が彼らの言うことに耳を傾けている」
(Benjamin Disraeli,Coningsby(NewYork:Alfred A. Knopf,originally published in England in 1844),p225.より)

 

そして、初代ロスチャイルドであるマイヤーロスチャイルドの夫人、グートレ・シュナッパーは、

 

「息子たちが戦争を望まなかったら、戦争は1つも起こらなかったでしょう」

 

このように述べたと伝えられています。

 

これらのことからも分かるように、「国際金融資本」の存在を無視して、近代史を語ることはできません。ですが、「国際金融資本家」たちは、メディアを支配し、自分たちが歴史を動かしてきたという事実を巧妙に隠したのです。

 

世界最古の通信会社であるフランスのAFP通信の創業者であるシャルル・ルイ・アヴィスはロスチャイルドに雇われて事務所を開設していますし、アヴィスの部下であったポール・ロイターが、ロイター通信を設立しています。ロスチャイルドの支配下のもと、この2大通信社は、世界中にニュースを配信してきました。

 

また、メディア王と呼ばれるルパート・マードックは、ニューヨーク・ポストやウォールストリート・ジャーナルの発行元のダウ・ジョーンズ他、大手メディアを次々と買収して行きましたが、彼の経済顧問は、ロスチャイルド社のアーウィン・ステルザーであり、ロスチャイルド家が買収資金を出していたと言われています。(『アメリカの保守本流』広瀬隆より)

 

このように、彼らはメディアを牛耳っているため、我々は、真実を知る機会を奪われ、彼らに都合のいい捏造された歴史を真実だと思い込まされているのです。

 

ですが、幸いなことに、彼らがいかに強大な力を持っていようが、彼らが歴史の裏で暗躍した事実を完全に消しさることはできません。

 

例えば、戦前のアメリカの国会議事録(Congressional record)や、日本の外務省調査部第2課の資料(昭和16年12月)などの資料(史料)の記録を全て消すことはできないですし、国境を跨いで大量の資金が移動した足跡を完全に消すことはできません。

 

このような資料(史料)や客観的なデータを基に、歴史の流れを読み解くことで、この世界を動かす力学を理解することができ、今までとは全く違った視点から歴史の真実を解き明かすことができるでしょう。